宇治商工会議所は、地区内の商工業者及び、商工会議所の定款で特に定めた方を会員とし、会員の総意のもとに自主的な運営をおこなっています。
商工会議所の行う事業活動の主たるものは、商工業の振興事業であり、その活動の範囲はきわめて広く、企業経営に関するキメ細やかな相談事業から、地域開発など地域経済全般の振興のための諸活動にまで及んでいます。 なかでも、小規模事業者を対象に行っている経営改善普及事業は商工会議所の重点事業となっています。
「経営改善普及事業」は、小規模事業者(注)の経営改善・発達を図るためのもので、商工会議所事業の中でも特に重要なものとして積極的に推進しています。この事業には、京都府が認定した経営支援員などが従事し、小規模事業者の相談相手として適切なアドバイスを行っています。 具体的には金融斡旋や情報化・販路開拓・経営相談、経営セミナー・視察研修会の開催などです。また、新事業展開や倒産防止・法律問題などは専門相談員と連携して対応しています。
(注)小規模事業者とは、常時使用する従業員の数が20人(商業又はサービス業5人)以下の商工業者をいいます。
商工業者の意見・要望を集約し、商工会議所の意見として京都府や宇治市、また日本商工会議所を通じて政府等に建議要望を行っています。