労働者が安心して働いていけるように制度化された公的な保険です。
「健康保険」「厚生年金」「介護保険」「雇用保険」「労災保険」の5種の社会保険制度があります。
企業で働く人やその家族が病気・怪我などで仕事が出来ず給料がもらえないとき、あるいは出産したとき、または死亡したときに必要な医療給付や手当金の支給を行う制度です。
私たちが高齢になり働けなくなったとき、障害の状態になったとき、あるいは死亡したときに年金や一時金の支給を行う制度です。
高齢者の暮らしを社会みんなで支える仕組みで、40歳以上の人は介護保険に加入する必要があります。
社会保険に加入する義務がある事業所は以下の二つです。
健康保険と厚生年金と介護保険はセットになっているので、健康保険には入るけど厚生年金には入らないということはできません。
次にあげる「任意適用事業所」は健康保険・厚生年金の加入が任意となります。
給与やボーナスに一定の保険料率をかけたものを会社と従業員が原則的に折半で負担します。会社員の給与は残業などによって変動します。その都度、計算し直すのは大変なため、4月・5月・6月の3ヵ月間の給与を平均して保険料計算の基礎となる「標準報酬月額」を7月に決め、9月から翌年8月まで適用することになっています。
保険料額表についてはこちらよりご確認ください。