宇治川花火大会は、昭和36年に「宇治川納涼花火大会」として第1回目が開催され、その後、50回を超える長年の歴史があり、宇治市を代表するイベントとして市民はもとより、全国から多数の方々にご観覧いただきました。
平成26年度の花火大会が宇治川の増水により中止となった際に、改めて雑踏対策における検証に取り組み、これまで多くの市民、観光客の皆様にお越しいただき、夏の風物詩として楽しみにしていただいていた「宇治川花火大会」の歴史と伝統の灯を絶やさないことを前提に、安全・安心の観点を第一とした花火の打ち上げについて多角的に検討してまいりましたが、宇治川花火大会主催者会議において、「主催3者による今後の花火の打ち上げは実施しない」と、極めて厳しい判断をせざるを得ませんでした。
花火の打ち上げは実施しませんが、宇治商工会議所・公益社団法人宇治市観光協会・市の3者による「オール宇治体制」を推進することにより、観光の振興や商店街イベントの支援などに取り組み、今後のまちのにぎわいの創出や地域の活性化に努めてまいりたいと考えております。
平成29年12月7日
宇治市
市長 山本 正
宇治商工会議所
会頭 山本 哲治
公益社団法人宇治市観光協会
会長 中村 藤吉