日本商工会議所の小林会頭は4月10日、経団連の十倉会長とともに、小倉將信共生社会担当相から、政府による2024年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請を受けました。
小倉共生社会担当相は、内定前に他社での就活をやめるよう強要する『オワハラ』防止など、学生が安心して就職活動に取り組めるよう採用・選考に関するルールの順守など協力を求めました。
政府からの要請内容のポイントは以下の通りとなっておりますので、本件趣旨をご賢察いただき、要請の趣旨を踏まえた採用選考活動を行っていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
1.就職・採用活動の日程
2.インターンシップで取得した情報の取扱い
3.卒業・修了後3年以内の既卒者の取扱い
4.日本人海外留学者や外国人留学生などに対する多様な採用選考機会の提供
5.選考機会におけるオンラインの活用
6.学生の学修成果や学業に対する取り組み状況への適切な評価
7.学生の個人情報の取扱い等における法令順守、ハラスメント(セクハラ・オワハラ)の防止の徹底
8.学生からの苦情・相談を処理するための体制整備
9.2025年度(2026年3月)卒業予定の学生で、一定の要件を満たすインターンシップを通じて、
専門性を判断された学生の採用日程の弾力化
2024年度(2025年3月)卒業修了予定者等の就職・採用活動に関する要請事項(内閣官房HP)
インターンシップを活用した就職・採用活動日程ルールの見直しについて(2025年度(2026年3月)卒業・修了予定者対象)(内閣官房HP)